書き残していた 貴方と同じページの上 きっと少しずつ 違っていればはじめからなかったよ うな日々 そして多分、愛を 日が落ちれば、増えてゆく過去に ありふれた夜に、気づかないまま 僕らは少しずつ体温を 分けあっていたんでしょう ああ 離れてゆく音だけ 変わってゆく温度が ずっと ずっと 痛い 痛い 忘れてった 手紙と もう 言えない言葉が 遠くなって ずれてゆくのに 言っていたよね? めくるページのうえで 待っていてよと すこし笑ってさ 指切りは 貴方のすべてがわかった気がして いつかはきっと忘れてしまって 幸せだって変わってゆくだろう それでも ずっと貴方と 居たいだけだった ああ 離れてゆく音だけ 変わってゆく温度が ずっと ずっと 痛い 痛い 忘れてった 手紙と もう 言えない言葉が 遠くなって 届かないまま
