12月のネオンを背景に ロシア帽を被り踊り狂う 熱を帯び蒸れた頭から 湯気が昇りそうだ 口いっぱいにチキンを頬張り まるで派手な絨毯汚れた口周り 人目を気にせず漏らす鼻歌のように 場所を選ばない君のあざとさ 遠く鳴る鐘の合図で 酷く窄むその瞼 25日とロシア帽と 君を離せんなぁ ネオン達の死骸を背景に 踏み締める道が徐々に白く染まる 誘いを押し殺し性癖に萌える耳が 赤く千切れそうだ 口いっぱいにソーセージを頬張り まるで綺麗な雪原汚れた口まわり 重なって初めて見える愛 ベッドに擦りつけ あの日よりもちょっと長い戯れを 「来て」と喘ぐ君の合図で 酷く窄む僕の瞼 25日とロシア帽と君と ナニを離せんなぁ 遠く鳴る鐘の合図で 酷く窄むその瞼 25日とロシア帽と 君を離せんなぁ 君を離せんなぁ