僕は何も出来ない 特筆すべきものも何も無い 歌も好きな音楽でさえ出来ない 勉強も運動も出来ないまま 小さい頃から目標もなく これといってしたいことも無かった 好きな人も居なく、 好きになれるものもなかった このまま生きる意味が 無くなるのだろうか 何も無いまま生きてて希望なんて 生まれるのだろうか 僕にも特筆すべきものがあれば 僕の世界に太陽が差すのだろうか 未だ秀でるものがない 僕にも特筆すべきものがあれば 蜃気楼として成り立った世界が 晴れるのに 未だ僕は劣っている 外の世界に嘲笑われて 晴れない霧のように周りが見えない どこにいったって僕は最下位 もう諦めてんだよ 生きる意味が分からないから 何度も問いかける 自分自身に尋ねるが 無言で静寂が続き返答は得られない 思考の中に沢山の問が過ぎり 解消されないまま霧が濃くなって 自分すら見えなくなって 理解出来なくなる 僕にも特筆すべきものがあれば 僕の世界に太陽が差すのだろうか 未だ秀でるものがない 僕にも特筆すべきものがあれば 蜃気楼として成り立った世界が 晴れるのに 未だ僕は劣っている まっさらな部屋で天井を眺めるだけ 周りの人間は夢を追ったり 誠実に装ったり 多忙らしい、僕には出来ないけど あぁ僕にも何か才能があれば あぁ僕にも何か技術があれば 生きる希望が芽生えてたのかな 僕にも特筆すべきものがあれば 僕の世界に太陽が差すのだろうか 未だ秀でるものがない 僕にも特筆すべきものがあれば 蜃気楼として成り立った世界が 晴れるのに 未だ僕は劣っている