ひらり ひらり と崩れ落ちてく花びらが 長い恋の終わりを静かに知らせる 無限に想い描いていた二人の未来は ゆっくり ゆっくり はぐれてしまってた もうきっと戻れないよ 何回も同じことを繰り返しては 傷つけたね サヨナラ 気づかないフリをしてごまかしても そんな風に生きないでと 幸せだった二人が咎めるから 果たせない約束 枯れていった白いブーケ 空っぽになった花瓶には 花束のように笑う君の顔が浮かぶ 甘いバラの香りに包まれた ワンルームで タバコに火をつける横顔が 好きだった 目の前に映る君は何も 変わらないのに 見えない気持ちが 変わってしまってた ねぇきっと分かってるのに どうしても離れなくていい理由を 探してるの サヨナラ 気づかないフリをして騙し合って 同じ夢を見ていたね 幸せだった二人は目を 覚ましたくないの いつか叶うと信じてた白いブーケ 涙もちゃんと枯れるかな 胸の奥焼けるようなこの痛みも サヨナラ 言葉に出来ないほど愛してた 空っぽになった花瓶には 花束のようなその笑顔と 一生枯れることない思い出詰め 込んで 遠ざかる君の背に手を振った ひらり ひらり と崩れ落ちてく花びらが 長い恋の終わりを静かに知らせる それぞれ歩き始めた二人の行く 未来に いつしか綺麗な花が咲くように