片道切符のバケーション 目の前広がるハレーション 袋越しにブロンの空瓶で砕け 探す、張りのある血管 流し込む、君はゲットダウン くだらないことは全部忘れてしまえ 先輩、いつから主人公じゃないと 気付いたんです? ほら、ねえ、僕らは 脇役だってことを 二匹のネズミの ハッピーエンディング カゴの中で飼われてる 実験の果てに死ぬ運命を 手を伸ばすほど遠く霞むけれど 僕らは手を叩く 君に聞こえるように 世界中に さあ東京、君が守るもの 大切な君だけの色 僕らのナイフから逃げろ ラン、ラン、ラン…… 東京、泥だらけのヒーロー 復讐のはじまりのショー 僕らのナイフから そうさ、ラン、ラン、ラン…… パパはいつまでも休暇 部屋中漂う異臭が 鼻の奥に染みついて洗い落とせない 数年前に出て行った ママを思い出して泣いた 逃げ出すのには、そう 時間はかからない 何回と研いだ刃先に うつる僕は 「ワット・ア・フィーリング」 そう、これは僕だけのストーリーで ドブから見上げた夜空は 祈りの言葉さえ消した 君の決意がそれに替わった 手を伸ばすほど遠く霞むけれど 今更何かが変わる気がしてるよ 僕らは手を叩く このまま枯れるまで さあ東京、君が守るもの 大切な君だけの色 僕らのナイフから逃げろ ラン、ラン、ラン…… 東京、泥だらけのヒーロー 復讐のはじまりのショー 僕らのナイフから そうさ、ラン、ラン、ラン…… そうさ、ラン、ラン、ラン…… そうさ、ラン、ラン、ラン……