いつか届くよう衝動 ずっと抱いていたいよ 心臓のヒビを愛撫しているような No no no もし君がいない夜に慣れても 世界中振動させてどうかーー サマー、君はもう帰れよ 呂律も回ってないみたいだよ 小さな鼻は粉まみれの 苺パンケーキの様相 クラブの裏に転がってる 君の弟が泡吹いてる 鼻血まみれの服を脱がそう で、また夢でも見なよ もしもここにまた帰るなら 君の白いレスポールでさ 聴かせてほしいな、下手くそな歌 世界中に響くEメジャー いつか届くよう衝動 ずっと抱いていたいよ 心臓のヒビを愛撫しているような No no no もし君がいない夜に慣れても 世界中振動させてどうかーー サマー、君は言う 「バ、バップ、バラップ......」 うさぎみたいな真っ赤な目で 2杯、5杯、羽振りはいいみたい で、それが最後の1枚 サマー、売る物はもう ないんじゃない? 着てる服以外見たことない 「電話ひとつで彼は来るでしょ」 「なんなら時間だってあげるよ」 サマー、君の乗る沈没船 深い水の底の幽霊 君はどんな孤独を抱えて どんな朝を迎えるんだろうね クラゲのため息のカルテット あたたかな光もなくて 死んだ魚を抱きしめて 虹色の鱗にキスをして もしもここにまた帰るなら 君の白いレスポールでさ 聴かせてほしいな、下手くそな歌 世界中に響くEメジャー いつか届くよう衝動 ずっと抱いていたいよ 心臓のヒビを愛撫しているような No no no もし君がいない夜に慣れても 世界中振動させてどうかーー