やけに伸びた前髪が 風の強さを知らせる 雨雲をさらってくれるなら 向かい風も悪くはないね 逸る気持ちを抑えながら 軽はずみな空を見る 忘れた事すら忘れていた あんなにも大切なものを 幸せの代償に 重ねた嘘 見えない明日に溶けた オーバーヒートしそうな魂が 今もまだ 心と体を震わせる 希望と不安が 肩組み手招き 不確かな未来が 輝いてる 幾度となく枕を濡らして カビ臭い夢を見ていた 眠れない夜を重ねても 答えは出ない事を知った 毒にも薬にもならないような 言葉はもういらない オーバーヒートしそうな魂が 今もまだ 君へと想いを走らせる 去りゆく背中に投げかける言葉が 優しさであるように 強くなりたい オーバーヒートしそうな魂が 今もまだ 心と体を震わせる 希望と不安が 肩組み手招き 不確かな未来が 今も遠く 遠く 輝いてる