発車のベルが 鳴りやむまで あと少しだけ 隣にいて 切符を握る 指先がつめたい 白い吐息が 窓をくもらせる 夢を追うって 決めたはずなのに 行かないでとは 言わない約束 振り向いたら 行けなくなるよ わかってるけど ねえ、もう一度だけ 別れの夜汽車が 走り出す 線路の向こうに 夢がある 線路のこちらに 恋がある 手を振るたびに 遠くなる 春が来ても この駅で 降りてくる人 目で探してる 都会の空は 星が見えない ラジオで聞いた ふるさとの雪 角のすり減った 手紙を読む 返事を書いては 出せずにいる 会いたいなんて 言えないよ 言ったら全部 崩れそうで 別れの夜汽車が 走り出す 線路の向こうに 夢がある 線路のこちらに 恋がある 手を振るたびに 遠くなる 必ず迎えに 行くからと 待たないなんて 言えないわ 何年たっても この駅で あの夜の続きを 待っている 別れの夜汽車が 遠ざかる 線路の向こうに 夢がある 線路のこちらに 恋がある いつかこの駅で また会える 発車のベルが 鳴りやんで 線路のこちらに 恋がある
