さよならばかりを繰り返して わたしはどこへ 向かえばいいのだろう 赤く燃える空に祈りを捧げた 世界が終わる夜に 普通に生きてみたかったけど 普通が何かわたしは わからないよ それならばせめて 特別になりたかった 大切にしたかった あの人を傷つけてしまった こんなはずじゃなかったのになあ 叶うなら ああ、世界よ わたしのことを見つけてくれ ああ、世界よ この夜がこのまま明けませんように 張り裂けるような恋をした わたしはどうすることも できなかった 繋いだ右手を わたしから振り払った 今のわたしは何もないよ もう後悔だけじゃ 何も変わらないのは わかってる ああ、世界よ わたしのことを救ってくれ ああ、世界よ この夜がこのまま明けませんように 赤く燃える空が割れる 終わりはすぐそこまで来ている 頭の中消えないのは 初めてわたしの名前を 呼んでくれたあの日のこと 今でも覚えている 忘れられないよ ああ、世界よ まだ 間に合うかな その腕に抱かれて、声が聞きたい 馬鹿なわたしを笑ってくれ ああ、世界よ この夜がこのまま明けませんように 世界が終わるその前に会いに行く 会いに行く