いつかきっと終わりが来る そんなことはわかっていたのに 最後の朝、僕は何も言えなかった いつからだろう、強がっては 期待しないように諦めてる 愛の言葉、 晴れ渡る空に消えていった 涙は流れなかった 理由はわからないけど 悲しみがやって来る前に 目も合わさないまま 僕たちは離れて行く いつか君が話していた 花言葉は幼い心 青すぎた僕たちの 終わりを知っていたかのように 涙を流せなかった 理由はわからないけど 悲しみを見ないようにしていた 花開く春を僕たちは待っていた きっと僕たちはまだ蕾だった それでもあの季節に 嘘なんてなかった ひらりひらりと舞う この花びらが告げた 君がいたこと、君がいないこと 僕は君のすべてになりたかった 君の秘密にしかなれなかったけど どうせなら君の前で泣きたかった 君がいなくなった後に今更 涙が止まらないよ さよなら、さよなら 本当はもっと君と一緒にいたかった 君とこの花を見たかった 静かに揺れる白い花びら どうか、元気で