春、夏、秋が過ぎ 冬が来るように 大きな洗濯機の中で 僕らは生きてんだ 泥にまみれたシャツが 白くなるように 今日も洗濯機の中で 回り続ける 泳ぎ続ける 自分の中で 絡まってるものがあるなら 今夜吐き出しちまおう 誰かを守りたいと 思えた時が 本当の始まりだったと 後で気付いた そんな時代を僕は歌う 全ての痛み流す 洗濯機のうた しゃぼんの泡の中で 夢を見るように 美しい未来の中へ 歩き続ける 揉まれ続ける 自分の中で 散らばってる自信のカケラ 今夜繋ぎ合わそう 「何処までもいけるよ」と おどけて見せた 冷たい水を飲んで 目覚めた朝のように 変わらず僕は歌う 全てを許してゆく 洗濯機のうた 大きな渦の中で 過ぎてく日々が 幸せだったんだと 今なら分かる そんな時代を僕は歌う 全ての痛み流す 洗濯機のうた