気づけば何かを落としていた コトコトと音が鳴っている 日が落ちて昇った違和感と 目覚まし泣き出す前にそっと 昨日とは違う毎日が 何処までも続きますように 託されたバトンはいつだって 渡す相手がいなくて 大気圏超えた先の方で カチカチと音が鳴っている 「大切」は音も立てず 忘れていく 忘れていく 君には僕がわからないんだろう 生まれ変わる 常夜灯前アスファルト 踏み鳴らしすれ違った 朝焼けと 名前を呼んでいる細い声が 君であって欲しい 軽くて体が浮かんでいた 摩訶不思議奇妙な体験も 目撃者がいないだけだった おとぎ話は続いていく 長い夢が冷めて 気づかずに泣いていた 別に関係はないよ それでも覚悟は弱ってく 出来れば側に居たいんだ 君にもわかって欲しかった 常夜灯前アスファルト 踏み鳴らしすれ違った 朝焼けと 名前を呼んでいる細い声が 君であって欲しい 昨日とは違う毎日が 何処までも続きますように 大切を忘れていく毎日で 最後に何が残るだろう