心のありか

歌詞

夢が終わる前に「サヨナラ」 じゃない言葉を 手を振るその時まで考えてるよ 夢は夢のままでそれが正しいとか 誰が決めようともうるさいと 耳塞いで アルバイト週5回 疲れ切ったユニフォームと レモンを切るスピードが 早くなっていく 時間のズレた時計と皿洗いも 嫌になるな 誰でも出来ることこれが現実 履歴書に書いている 怖くて背伸びしたわたし 特別になりたがる きっと僕はまだ 僕にすらなれていない 虹が解ける前に空が始まる場所 立ち入り禁止の中知りたくなって 夢は夢のままでそれが正しいとか 誰が決めようとも目を閉じて 見たくなくて 冷蔵庫しまっていた硬くなった チョコレート あの時と変わらず甘いままだった 小さな車に乗って向かった湘南平の 消えそうな灯りを遠く感じた かさぶたになっている 痛くて惨めな傷口 手のひらで隠している 星の数ほどの人の群れの中で 夢が終わる前に「サヨナラ」 じゃない言葉を 手を振るその時まで考えてるよ 夢は夢のままでそれが正しいとか 誰が決めようとも諦めて口閉ざして 答えだけ欲しくなる 乾いてる心に水を 救いの手待ちわびる 心のありかを今も探している 膝が震えていた夢が崩れる音 なりたい自分すらも分からないから それが終わりじゃなく 始まりになって欲しい 「サヨナラ」じゃなくて 「またね」と歩き出して