その手

歌詞

とても心配性で 少しおせっかいで あなたが叱る時はいつも 私のためだった 買い物袋はいつも 軽い方を渡してくれるでしょ? 「ありがとう」 って言わなきゃいけないのは私の方 荒れて傷ついた手で 頭を撫でてくれる度に その愛の深さと優しさが 心地良くて 並んで歩くのを拒んだ日は あなたをきっと傷つけたね 隠れて流す涙を知った日は 何も出来ない自分が嫌になった でもね あなたは全部気付いていたみたいに 笑って その手で頭を撫でてくれた わざと勝たせてくれてた オセロもかけっこも 茶色だらけのお弁当も 私の思い出彩る 私を生き甲斐って 笑いながら言ってくれた時 きっとあなたを 選んで生まれてきたんだ そう思った いつか着るウェディングドレスは あなたに一番に見てもらいたい 私に生き甲斐が産まれた時は あなたに一番に抱いてもらいたい たぶん何年先も あなたには敵いませんが ずっと側で見ていてね どんな痛みも悲しみも 一人で抱えてきたよね そのどれかひとつでも 私にも背負わせて あなたがそうしてくれたように ねぇ聞いて? ほんの少しだけ 恥ずかしかったりするけど 「ありがとう。 あなたのもとに生まれてこれて 本当に幸せなの。」 並んで歩くのを拒んだ日は あなたをきっと傷つけたね 隠れて流す涙を知った日は 何も出来ない自分が嫌になった でもね あなたは全部気付いていたみたいに 笑って その手で頭を撫でてくれた その手はとても優しかった