そこには何もない そこには全てがある だから自由に何処へでも行ける 踏み出す一歩 何を見るのか 何処へ行くのか 無数の星をちりばめた世界 たくさんの人が手を伸ばす あの星を掴むため あの星を抱く(いだく)ため 竦んではいられない 怖れをはらって前へ進め あなたはひとりじゃない けれどそれに気づかない 誰もが孤独を感じている ひとりで歩もうとするから 無数の星をちりばめた世界 数多(あまた)の運命は交差する その糸を手繰りよせ 向き合うことが勇気 迷ってはいられない 手を取り合って前へ進め 揺るがないあの星は 眩い光放ち 同じだけの影を生むけれど 全てを抱きしめるこの腕で 零れた涙をすくいあげ 痛みを洗い流す 弱さも強さも自分のもの その先にある笑顔信じて 手を伸ばす 眩い光を放つあの星へ