手のひらからこぼれる 掴んだはずがこぼれる 迷い込んだ蝶のように… 静かな部屋が引きつる 笑顔もふと引きつる ベルが響く瞬間に 質(タチ)の悪い ウイルスが今でも 潜伏してる つけ込んでくる その胸の奥に そっと そっと そっと… 困んだよ… 困んだよ… 君がまだまだ何処かを 気にしてる 苦しいんじゃない? つらいんじゃない? きっと優しすぎる君のことさ 困んだよ… 困んだよ… もう後戻りできない 場所だから さまよってる 漂ってる 2つの心つなげたい 垂れこめた闇の中 絡めた指は離せない 離す気なんてない あの日の影ちらつく 涙模様でちらつく 誰か着てたシャツのように… 大事な夜がざわめく 脈打つ夢もざわめく きゃしゃな背中向けるたび どこかへ消えた アレルギーが今頃 顔出してくる 爪を研いでる キナ臭いKissに そっと そっと そっと… 困んだよ… 困んだよ… 僕はその瞳(め)を 真っすぐ見つめてる 苦しいんじゃない? つらいんじゃない? うまい嘘など知らない人だから 困んだよ… 困んだよ… 身動きひとつ 出来なくなるくらい さまよってる 漂ってる 2つの心つなげたい ぬかるんだ迷路の中 触れあう肩は離せない 離す気なんてない 時間がない… 歴史もない… だけどたった一つ 誇れるモノがある 伝えたい もっと もっと もっと もっと… 困んだよ… 困んだよ… 君がまだまだ 何処かを気にしてる 苦しいんじゃない? つらいんじゃない? きっと優しすぎる君のことさ 困んだよ… 困んだよ… もう後戻りできない場所だから さまよってる 漂ってる 2つの心つなげたい 垂れこめた闇の中 絡めた指は離せない 離す気なんてない