僕は「」だから 人様の真似ばっかしている どうにも好きになれなくて 自分の言葉も自分で歌えない あなたに触れ続ければ 満たされる錯覚をしていた どうにも騙せなくて 僕は僕自身を恨んでいる 足りないと要らないを唱え続けてる これを恥と呼ぶのか 顔も知らないあなたに愛をしてる 僕が消えて仕舞う程に それでも良いと思えないでいるから まだ「」のまま それを愛していない 今日も「」だから 人様の真似ばっかしている どこに居るのかさえも 分からなくなって仕舞っているんだ この歌が売れたのなら世界を 笑ってやるんだ 売れなかったのなら僕を嗤うんだ 才の無さを歌わせて 才を認めてもらおうなんて なあ、卑怯者のやることじゃないか 顔も知らないあなたに愛をしてる 僕が居なくなる程に 大したこともないのに これしかない(笑) とか言っちゃって 人生なんて死ぬまでの暇つぶしだ どうせそんなもんなんだよ つまらないんだよ 僕が「」だからね! 詩を描いている それを愛していたい僕を 愛していない 僕は何も無い「」の人生も 愛してみたい。