あぁ、君が無いことを 知りたくないだけで 心が欠けていく 君を知らなければ こんなに痛いことも そう思える程に そんなんわかってんだ 知っていたとしてもどうせ 選んでいたよ あぁ、でも今は痛い、ただ痛い 逃げて終ったのか あぁ、もう、なんで、 どうして私から 君を失くせるのか 亡くせるのか 抗えない程に弱く逃げ出せる 程に強い私をどう好きになろうか あぁ、私は不幸だろうか 君だけが零れて あぁ、 何も分からない事だけの人生だ こんなもんか 言い過ぎだろうとさえ思えない程 言い切れないままなのも そんなことはないと 思っていたいから 失くすことが痛いだとか そんなことはもうどうでもいいと、 あぁ、そう思う程に 君だけ、 君だけを想っていたんだけどなぁ 願いは叶いそうにないや どうか一つでも あぁ、だけど本当は私の無い君に 何か一つでいい、私が居てほしくて 底の抜けた心なのならば 何もかも零れて仕舞え あるのなら大事なものはちゃんと 持っておいていてよ あぁ、なんで、 どうして私から君を失くせるのか 一つだと思う程に剥がれていく、 そんな気がした 「零れる」 なんかじゃ言い足りない痛みだ 君だけ、君だけを今でも想っている ただ君の横に、 ただ君を失くさないまま居たかった