真空管に宿った情熱に 俺らが火をつけて 心臓を揺らした衝動が お前に火をつけるんだ 悲しみが上空覆う頃 抱きしめてやれたなら 涙がこぼれない様に 君は目を開けた 水平線が滲むほどに 過去を睨んで 今を憎んだ 蜃気楼の先あの輝きを 真冬の鉄を溶かすような 情熱をもっと 己の芯を 真っ赤に染めて 燃える楓 君の上空飛び交う奇跡を もう一度きっと もう一度きっと 見れるはずさ 来たる明日を 生きるよ 見失わないように 掴むこの手から 二度と離れないように 今を叫んだ 水平線が歪むほどの 情熱をもっと 燃やせる日を 眺めて居たいんだ この場所から 東から西に沈む今日を 生きて居たいんだ あの曇天を 吹き飛ばしてやる この声を挙げて 変えるよ