空が綺麗だと 君がつぶやいてた 星は まだ見えないけれど 風が澄んでいて 頬が乾いてく 何の話しをしてたの? 茜色の空 遠すぎて 冷たい夜風と 君が居たこの季節 噛み締めているよ 描いた夢とは色違い 散りゆく紅葉は まるでこの切なさを 知っているかの様 止まらない季節 巻き戻せないけど 君の笑顔だけ 浮かぶ 思い出してみて そばにいたことを 一人 唇噛みしめ 沈む夕日さえ 早すぎて 長い夜がただ 僕をまた苦しめる 切なさ募るよ 紫の雲は 風に乗り 音もないままに 消えてゆく夜の闇に この想いのせて 茜色の空 遠すぎて 冷たい夜風と 君が居ないこの季節 噛み締めているよ もうすぐ季節は色を変え 舞い散る粉雪 まるでこの切なさを 知っているかの様