涙乾いた頬を 冷えた風だけ撫でた 気付けば夕暮れすら過ぎて 白い月明かりだけ心を覗くように もしも今 流れ星が流れたなら 何を願うか ため息の夜空に 思い出の 残り香を辿っていけば 月が照らした 優しさの向こうで 微笑んでくれたら 白く揺らめく月に 想い預けて揺れた 曖昧な想いだけ消して いくら時が過ぎても狂おしく 残ったまま もしも今 あの日の君に出会えたら 何ができるか 変われない私は 霞みゆく 記憶の中のあの瞬間を どうかそのまま 笑顔だけ残して もしも今 流れ星が流れたなら 何を願うか ため息の夜空に 思い出の 残り香を辿っていけば 月が照らした 優しさの向こうで 微笑んでくれたら