はなむけの言葉を胸に抱えて 足を踏み入れた道は冬 風よ止まないか 決して振り返りたくはないのだ この目が正しいなら 旅は答え合わせの為なんかじゃない 時よ止まらないか この香りを取っておきたいのだ 手にしたものはいとも簡単に 零れ落ちては消えての繰り返し 長い旅路の先に残ったのは 一握の砂 男だとか女だとかを差し置いて 辿り着いた僕らは 愛したことも信じたことも 抱きしめて 許したんだ 我らの唄 繋いだ手はいとも簡単に ほどけては求めてを繰り返し 長い旅路の先に残ったのは なけなしの願い 途絶えた糸も失くしたものも振り 払って 辿り着いた僕らは 美しさとか正論とかを取っ払って 誇らしいんだ 幸あれ 大人だとか子供だとかもう誰だって ありのままの姿で はだけた心 今二人で笑い合って 許したんだ 我らの唄
