悲哀と創の世界に 生まれた僕らなら この出会いは きっと幻想で 咲き枯れの契りに 名前があるのなら その全てにどうか 共に意味を与えてと 笑っても ただ黙っても まだ見えない未来なら 止まっても 投げ出しても 救い様のない日々だとして 「願い」と言えど想いが足りないか 靴も履かずに 脳を駆け回り 流転に嘆けど時間がもうないな 花は枯れずに 燃え尽きたから 飾らない言葉が 誰かを救うのなら 迤邐な空もきっともう晴れて 振り翳した叫びが 胸を貫くから 今この世界に 別れを告げたのだろうか 鍵盤も 僕のギターも 足音も 悲しみの唄も 鮮明に 遺を綴れど 意味に溺れ 沈んで逝く 霞んだ空に 一人の華が散った 揺らぐ様に 報われるかの様に 祈っていれば誰か変わりますか 芽吹く花にも 届く様に 果てしない時を 恨み辛んでいた 変わりたい私を背に つまらない過去に 囚われているなら。 今の貴方は見えてますか