枝を広げて 葉を色付け 風はもうすぐ花を咲かすだろう いびつな根も 傷跡でも 鮮やかに君を伝えている 一体Nullでパス ねじ切れた異空間に指す 渡り歩け語り部の明日 欲した未来 越した時代 発声再度 喝采を錯誤 さあさあ共鳴するはどこのどいつだ 歌え踊れついて来い開演 子供騙しな形勢合唱 明くる日に夢を見て 照れ笑いに夜を数えて 小慣れた窓辺からの 景色はいつも冷えていた 「一切合切消えたらいいのに」 とか散々思った 怯えたこの手はまだ 薄い頬を撫でている 際限も容赦も無いような この世を好きでいるために 始まりはこの歌なのかな 閉じ込められ踊る知恵 枝を広げて 葉を色付け 風はもうすぐ花を咲かすだろう いびつな根も 傷跡でも 確実に君を表している 舌切り雀のよう 赤く塗りつぶされた声は 怯えて震えたまま 薄い心を打ち抜く 再生はしない秒針が この世を朽ちさせた日から 始まったこの歌なのかな 閉じ込められ踊る四季 枝を広げて 葉を色付け 風はもうすぐ花を咲かすだろう いびつな根も 傷跡でも 忠実に僕を表している 正しさに轢かれていく あの日僕らは 笑っていた 知る由もない月日 思い出せる証を 枝を広げて 葉を色付け 風はもうすぐ花を咲かすだろう いびつな根も 傷跡でも 確実に君を表している