何ものでもない歌が ここに今日もあるから 頼りない足取りと笑われても 歩いて来られた もう誰にも頼らずに いられるようになっても いつか物語の主人公になれるかな? って夢を見ていた 不安がないとは言い切れはしない 矢継ぎ早にやって来る気流に 流されそうな日も 安心する場所を ただ君に届けたいから 青い空と星空が またたく場所を見つけたよ 信じて待っていてくれる あなたがいてがんばれる 新しい航路が見つかった時には、 一番にあなたに伝えに行こう。 信じて もがいて 描いて重ねて 感じて 考えて 比べてみたがって 掴んでは 手放して 浮かんでは漂って 知らんぷりしてみたって わかってはいるんだって この街で僕は何を 手にして手放しただろう 出会ってまた離れては 良い事ばかりじゃないけれど 音も立てず変わり行く 風さえ操れない日も がむしゃらに走ってもがいた先には 生きていく理由が待っていた いつだってあなたがいてくれた。