あの山を登りつめ 向うに下れば 違う道 歩いてる人が居るという 僕達は満たされた 訳じゃないけど この土地は喜びを 悲しみが包む 母親が子供抱いて 乾ききった道をたどって いくつかの夢も いだきながら 次の停車場は まだ遠いけど さびた線路は 物いわずたどり着くのを今 待ちわびてる 夕やけはまどろんだ頬を 染めてく せせらぎは淀みなく 風香る中で 傷ついた心 いやす場所を求め ここに来たけど ちっぽけな 痛みと感じたよ 誰も聞こえない 振りをするけど 心はわかる 朝焼けを 同じ様には何故あおげないの 太陽の下で濡れている人 現実を生きてる 底知れぬ力をこめて ただ祈りながら 次の停車場は まだ遠いけど さびた線路は 物いわずたどり着くのを今 待ちわびてる