最終のベルが別れを促す 君は低用量ピルを飲んで 僕をからかう 往年のジャズファンクを部屋で 聴きながら 僕はサントリーウイスキーを コーラで割ります 人生劇場を観ないふりして もはやオールドスクールを イヤフォンで聴く 混乱した朝を狙い撃ちにして みっともない言葉の数を頭の中で 浮かべ消す さまよってる羅針盤 見てるほど 退屈な事など他に無いでしょ 明け方の街には陽が射す 遠く届かなくても揺れるだけさ 始まりの朝を噛みしめながら かたや終わりの理由を100幾つ探す 当然抜け出すと今を嗜みつつ 僕は呂律も世界も廻るのをやめ 沈みます はにかんでる写真が撮れたなら まるで 子供みたいに見えるでしょ 悲しみの端にも光あり ここに居れることを祝うだけさ