戦争帰りの兵隊のラリってる言葉 走った 身体 喉元に刺さった ハイボールとメンソール 訳わかんない男 夢が 未来が 目の前で割れた 理不尽な暴力で訳わかんない女 誰か と触って あの歌を歌った 理由もなく誰かを今傷つけてみたい 日々と 笑顔が 瞬間で変わった この重力観覧車を飛び降りてみたい 黒と 赤の パラソルが飛んだ 僕たちは分ってる 混乱してみたい 君 in the ファインダー 厚焼きのガレッタ 今僕は笑ってるよこの場所まで来る と 涙が 何か 金属に見えて 退屈なフィルムに春の色を付けてみ た 嫌った日々がシャボンに消えた 想像は飛行場 計画線に乗って 僕は 変われる そんな気がした 先生、 向上とはどういう意味なのですか 君の頭が沈んで見えた 歩こう 向こうまで 道ないのに言った 原っぱ 草場が 五月雨に切った どうしようもない程 袖で汗を拭った 肩の力が 消えて 疲れた 盲目の白井氏は 治療の後に言った 知った傍から 失うのが怖い もう僕は聞こえないふりはできはし ない 元に戻れない その場所で倒れた