Track bylantanaquamara
静かな朝に舞う よろこびの蝶たち かすかな歌に合わせ 口笛が響いた シーツの上に投げ捨てた 手と手が泡で エーテルの虜 オリーブちらばるクレーター 石鹸ではなく 爆弾でもなく 肺の隙間で球根は 心のかわりにならなくて 水をやり あたためて 息をそっと吹きかけて 抱きしめ にぎりしめ 脈打つだろうと信じていた ずっと今夜がたのしみでした 新しい天文学の胎動を 聞け たとえ幻でも 悲しいくらい 透明で 物語はじめる