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わたしはひかり ひとりきり

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  • 2022.11.02
  • 4:18
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歌詞

唯一 愛した スケアクロウ 輪郭 ゆがんだ 水平線 白い炎は 透明な 果実を 凶器に 変えていた 風吹く丘で咲いていた こんなにやさしい春の日に あなたは咲いていたけれど 少しもゆれることはなく 神さまだったよろこびに ほほえみあふれる少女なら しあわせの音 カブトムシ 体の暗さ やわらかさ こわれた楽器を許さない それがトンボの首の骨 かがやいています 煙 砂 夕日はレンズ 心を食べる かたづけるから待っていて となりの席にいてほしい 早く聞かせて 本当のうそのおはなし ライオン とかげ 城守る その腕 ほのお その声 こがね 石の船 三つ組みあげ見おろして なんてすずしげ 目を細め 王さまだった思い出を 忘れてしまった少年が 自由に命令できる 日光浴 「きれいな服を選んでも 汚れるけれど それでもいいの?」 深紅の種を植えるもの 雨のよう また 風のよう ひとつ目の獣は 麝香に酔いしれて シロツメグサをベッドに まどろむ オゾンに洗われ 八つ裂きにされ はるか かなた 再生 はじまる 洗礼名 最後の日 生命も 棘さえも 空ゆく魚に捧げたかった あざやかに 芽吹く くもりのち晴れ 夏草 そよぐ道に 繰り返し影を落として 夜降る海に立っていた あんなに冷たい波を踏み あなたは立っていたけれど ぜんぜん星に興味なく 神さまだった寂しさを 殺してしまった少女は ヤギのしっぽが長いから 白くて ゆれて 長いから ジョウロの水で濡らしたい この目薬をさす前に どんなことばがほしいのか 明日は 明日 今日は 今日 どんな気持ちで嘘をつく 銀の手を持つ救世主 つばさを持つ虫 はいまわる テーブルの上 ろうそくは めらめら ゆらゆら 祈ってる どんなかたちでよりそえば 色 光 線 空気 熱 しょせんはきっと赤い点 あわれな おろかな テントウムシ たったひとつの月の下 あなたはふいに存在し ふと身を起こす目をあけて 檻の外には月ひとつ わたしに会いに来るために たったひとりで夢を見る あなたははだしで走るでしょう ゆっくりころばず気をつけて 帰りはあなたを抱きかかえ たったひとつの月の下 「あなたは光 わたしも光」 必要なのはただ 一歩 どんなに 病んで 苦しんで とどろく海を越えてきた 無菌タイルのこの町に 証拠はない 消え去った あなたはもう 軌道に乗って 色 光 線 空気 熱 光

8曲 | 2022

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