AWA

灯台へ

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  • 2022.11.02
  • 4:38
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歌詞

ころがる天体 直径五〇センチ 麦藁帽子は越えていく 坂を 海を やがて真昼の月を 陽炎ゆれる 8月のまぼろし あの日は還らない こがねの花粉に溺れたとき 通り雨のにおい Bring me back to the day 柱時計に隠してた鍵 その瞼を解き放つよ 渡した憧れ 取り戻した時 さまよう素粒子 質量未確認 金魚たちは越えていく 風に飢えてスズメバチ ゆらめく硫黄 ディエス イレ 歓喜の合唱 神聖文字 カーテンコール 最後の一ページ 真夜中 息をしてる 記憶呼び覚ますペガサス 季節はずれ スミレの香りのレプリカ あなたが奪った夜 わたしは静物 背中をひらけば抱擁の朝に 空はちいさく ただこわく ただ 遠のく消失点 面影うつすプレパラートに 気象衛星 ほほえみそそぐ 燃えあがる眉 クローバー 逃げることさえできなくて でも 誰もあなたを傷つけはしない 群像 第二の肖像 忘却 無限級数 水彩 疎外と代償 けして離れない 白昼 加速してく 数え切れないリフレイン 崩れるほど 願いを抱きしめたピエタ 薄明にとけてゆく 白いボタン拾えば屋根の上 誰かいないかふりかえり 心はひとつ トンボの目玉 赤い 黄色い みどり まだら 黒い やがて収束するでしょう かすかな浸透圧 やさしいだけの花ことばで スカートばかり 傘ばかり 午後の退屈をかきわけて アジサイの迷路に薔薇色の頬 おさなく気高い殉教者 ここが入口 炎天下 ころがる天体 直径五〇センチ 麦藁帽子は越えていく 坂を 海を やがて真昼の月を かすかな合図はピチカート 線香花火 たったふたつ流れる なつかしいあの讃歌は銀の蜂 ひとひら たったひとつしたたるサフラン 浸透していく一夜 まわりつかれてスターマイン 無音 背のびする無垢 ひとつひとつが さよならのメッセージ 真夜中 息をしてる 冷たい彫刻 アヌビス 何度目だろう 剥製になるまでずっと あなたを愛してる 今宵踊る 貝殻ドレス 嘘をまとう 夢うつつ ああ あなたにしか解けない魔法 石の塔から連れ去って

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