ねえ、フレンズ。 どこへいっちゃったの? 僕はここで待ってるんだよ。 ねえ、フレンズ。 あんなに嫌がってた、恥ずかしい 大人になっちまうんだよ。 たぶん今夜、 曖昧な言葉で満たされ眠るよりも、 最悪な朝に君と踊ってたらいいな。 灰になってゆこう。 僕らは何度だって 「こういうものだ!」と頷いて 今日も沈んでゆく、 沈んでゆくだろう。 最後だって、もう僕ら 飽きるくらいに通り過ぎるはず。 だから履き潰した踵のよに 今は笑っていて。 ねぇ、フレンズ。 どこへいっちゃったの? 僕ら、街を泳いでるんだよ。 ねぇ、フレンズ。 別に興味ないけど、 街はいつから論破ゲーム飲まれ 育っちまったの? だから、今すぐ透明な 僕らだけの暗号で話そう。 癇癪持ちの猫を 寝かしつける暇なんて 僕らにはないだろ。 君のタフさに全てを委ねないで。 自由を愛する事をやめないで。 人を疑い憎み諦める事こそ、 賢いだなんて決して言わないで。 眠れない夜は君のせいじゃない、 それはたぶん外の風が 少し強すぎるだけ。 喜びも悲しみも理由はないから、 不安にならないで。 僕たちは、鯨の子。 今夜この街を飲み干すため 遥々とやってきた。 僕たちは、鯨の子。 さぁ踊りましょう。 今夜全て終わっちゃって 構わなんだぜ。 だから、 灰になってゆこう。 僕らは何度だって 「こういうものだ!」と頷いて、 今日も沈んでゆく、 沈んでゆくだろう。 最期だって、もう僕らは何度だって 通り過ぎるはず。 「じゃあ、履き直したスニーカーで どこへゆけばいいだろう???」 灰になってゆこう。 僕らは何度だってゆこう! いつかはこの夜の光を全て 恨んでしまっても。 最後なんだよもう。 僕ら理由もなしに会えぬ夜が来る。 だから、今だけは ここで待ってるんだよ。 待ってるよ。 灰になって。 何度だって何度だってゆこう。 僕ら最後だって 何度だって何度だってゆこう。 灰になって。 何度だって何度だってゆこう。 僕ら最後だって 何度だって何度だってゆこう。 灰になって。 何度だって何度だってゆこう。 僕ら最期だって 何度だって何度だって。もう一度。