Track byLaget's Jam Stack
緑に蹲る 命は遠ざかる 汗の染みたパンを 水面に散りばめる 黄ばんだ眼の奥で 裸を脱ぎ沈む 痣が沈み消える 霧散して広がる 悲しく沸いた霧には 命の影が残らない 「当て所ない祈りを捨て、 私と色を選ぶのよ。」 嗄れた痛みの上 轍の跡は残らない 「膿が湧く祈りを捨て、 私と色を選ぶのよ。」 祈りを捨てた日々は 彼を孕むことなく 透明な彼の手を 拒み続けていた 空虚に飲まれていく 彼は詩を書けずに 岬に在る事実は 影だけを残した 「瞳を隠して、傷みを別つの。 瞳を隠して、光を受けるの。」