毎朝起きる時間の少し前に 小便に起き 見る朝の空は赤く 濃い青の中にやがて 昇り来る太陽の影を見せる 右手にペン回しながら空想する 紙に彫刻刻む囚人 無限大走ってくジェットコースター 休日前の夜九時のビール あれはどこか遠い場所 夕日影が長く伸びた 別れ際に僕等二人 何も言わず目と目見てた やがて昇り来る太陽を待ち 波を砂を風を切って走る 遠い遠い時間の中に 夏のワンシーン止まったまま笑う 青い空 そう その時間、時間の中に 喜びや悲しみは待っている 苛立ちや 憎しみの中に流れる時間の果てに 待つ僕に 別れを告げる為に別の道へ入る 絶えず祈る事を道しるべに 朝起きて空はまだ青く深く 光は影と出会い おはようの挨拶照れながら交わす 粒子の粗い空間にそっと手を伸ばす そして年老いてく 日は昇りやがて沈み その下で踊る僕達は皆知っている さよならの時いつか来る事を タイム 一服入れるその時に 目と目 ニヤッと笑う瞬間に タイム 一瞬時間が止まった 蝉の音 朝の風に揺れ
