深夜のコンビニバイト ねむいし 客はすくないし 時間がたつのが おそい でも最近 すこしだけ たのしみができた 毎晩 おなじ時間にくる 常連の男の子がいる いつも カフェラテと おにぎり 日付が変わる前 今日もきた レジで すこしだけ 目が合う 参考書 もってるのを 見たことがある 受験なのかな 資格かな がんばってるんだなって思う なんだか 応援したくなる いつもありがとうございます その声 すこしうわずる 名前も知らない 会話も ほとんどない でも この小さな繋がりが バイトのたのしみになってる あした も来てくれるかな こなかったら すこしだけ さみしいかも 袋いりますか 大丈夫です そのやりとりだけなのに なぜか どきどきする レジで すこしだけ 目が合う ありがとうございます って 笑顔でかえしてくれた 深夜のコンビニで うまれた ささやかな片思い また きてね 心のなかで つぶやく いつか 話しかけたいな がんばってますね とか 応援してます とか でもバイトだから それは むずかしいかな このままでいい 毎晩 会えるだけで レジで すこしだけ 目が合う 参考書 もってるのを 見たことがある 受験 うまくいくといいな 資格 とれますように 心のなかで ひそかに願う 深夜のコンビニの 小さな恋
