今年も公園に桜が咲いたと 嬉しそうに僕の手をひく 君が好きだよ 僕には無い純粋さと素直さが 眩しく光って 二人の行く道を照らしてる 僕ならそんな君に少し疲れた フリして苛立った表情で 心配させちゃう まだ何も成し遂げていないのに こんな事して手放しに 笑ってられるかって 変わんないと 変わんないと 時は待っててくれないぞ 今年も桜が咲いたけど 僕にはまだ、ただ虚しいだけ 桜咲く 桜咲く あの人同じ桜が咲く この街に 二人で東京に出てきて初めて 過ごした桜の季節は これからの明日に胸膨らまし 希望に満ちてた それはもう随分前のこと もがいて擦り切れた心八つ当たり 君を一人にさせてもなお走り続けた だからかな、あんまり覚えてないや 君との思い出 どんな風にここまで来たのかを でもこれだけは覚えてんだ 二人で初めて見た桜 あの日も君は笑ってた 僕は誰にも負けない気がしていた 桜咲く 桜咲く あの日と同じ笑顔がある それだけでいいってわけじゃ 無いけど 君が笑ってくれるのなら いいかい?僕も笑って その喜びを僕も抱きしめていい? 何も変われずにきた日々 報われずに立った現在地 それでもそばに居てくれる君 変わらない想いが嬉しいなら 変わらない景色も愛さなきゃな 桜咲く 桜咲く あの日と同じ桜が咲く この街に 君が居る 君が居る あの日と同じ笑顔がある 負けるもんか 負けるもんか