人っ子一人通らぬ裏道に 楽器を背負った猫背たちの群れ 目を伏せながら重いドア押し開ける 夕方なのに寝起きのような顔で わかったようなわからぬような 指示を出し合って リハーサルが進むほど心が 目覚めてく わかったようなわからぬような 格好付けながら ドアが開く時を 祈るように見つめてる うまくいくことなんてない 毎日の中で 何千何万のメロディを日々かき 集めてる 泣くほど苦しい夜を越えて立つ ステージから 僕らの孤独と鼓動をずっと信じてる 人が見える どうせ 見返すことの無いメモリに埋もれた 何千何万のデータにしないで今焼き 付けてほしい 指先一つでつながるような 友達じゃなくて あなたの孤独と鼓動にそっと触れる 歌があるから ずっとずっとずっと 唄いつづけていく