空に孵るため息 気がつけばこの季節 流れてくる匂いが 思い出させた孤独 ぁあ もうそこにはいない 面影写した日々 ありふれた雨に打たれてた 渇いていく事が切なくて ⻘空に馴染めない白が 僕の姿と重なった 駆け抜けてから気づく 戻せない⻘い春 あの頃の僕が言う 「情けないな そんなものか」 新しいモノを築くため 失くしていく感情、無垢、⻘ 伸ばした指先に残った 剥がれていく日々の記憶 ぁあ オレンジの中へ融けていく 戻ることのない あの日の記憶 褪せていく 空いた心をなぞったのは 無邪気に微笑む優しい風 辿り着いた未来に誓おう そこに全てを連れて行くから 今は懐かしい思い出と言えるよう 僕は向かうよ