答えの無い問ばかりで それをいつも曖昧に描いて 投げつけても痛くないくらいの 荷物だけ背負って旅をした 今日もまた同じ道を歩いて 嫌われないほどに笑って ここにいるのも何となくで 望んでいた僕の未来は そんなんじゃないだろう きっと また夢の欠片もつかめずに だらり生きてしまった僕は それでも縋りたいと思った ねぇ今日は昨日の自分より 大きな声で笑えたろうか 前に進めたろうか どうだろうか 何も言えないよな くだらない創造に酔って 疲れるくらい大声で笑った その全てが新しかった 光る今が通り過ぎてった つまらないルーティンに因って 色褪せてしまいがちな毎日は 誰かのためになっちゃいないか 望んでいた僕の未来は こんなんじゃないんだよ こんなんじゃないんだよ あぁまただ 夕焼けの色がいつも僕を 焦らせるんだ 昨日と同じ影を伸ばして 夏だ あの頃の僕なら今からでも 走り出すんだろう シャツも着替えないで 振り向きもせず 裸足のままで 欠片もつかめずに だらり生きてしまった僕は それでも大人になってくんだ ねぇどうだいあの日の自分より 大きな声で笑えたろうか 前に進めたろうか どうだろうか 「」 答えのない問はいつも 自分だけが知っている感動 投げつけたりしないよ 僕は僕を背負って生きていく