足を引きずって、ずっと 冬を越そうと足掻いてる 知った顔で嘆くんでしょう、 「歪が悲しい 無様なガチョウだ」ってね 一体 それじゃどうすりゃいい? 終わりのない やるせなさを 高みの見物はもう結構 降りてこいよ ここまで 口をひらけば ガァガァガァガァ まあそう焦んなって 「醜い 頼りない 能無し」 井の中、狼狽えた ugly duckling ここで さよなら そして宙吊りになった 彼女はなにを思うんだろう、 私はアヒルにもなれないで。 青い鳥になろうとしても せいぜいこれが関の山 その上辺まで連れてってくれよ 救えんの?それでいいの? 口を滑らせ ガァガァガァガァ 身を投げて差し上げよう 「醜い 鈍臭い 能無し」 笑いたきゃ笑えよ ugly duckling 「ここでさよなら」 舞台から消えてった 彼女は彼を思うんだろう、 私は人にもなれないで。 今も あの子のプロフィール帳を 持ってる あれから 変わらず コスモスが好きな君 あれから 変わらず 生きたいと願う私 連れてって、連れてって、 連れてって 口をひらけば ガァガァガァガァ あぁ、もううるさいな 「醜い 頼りない 能無し」 愚かしく 哀れな ugly duckling ここで さよなら そして宙吊りになった 彼女はなにを思うんだろう、 私はアヒルにもなれないで。