何を見ても何をしても 少しも動かなかった 乾ききった心にいつも 水を注いでくれた 迷い込んだ暗い道に 明かりを灯してくれた 何も変わらず 時だけが過ぎて行っても そばにいてくれた だから今度はぼくの ぼくの番だ 震える体を この手で温める こうしてこのままずっと きみといる なにがあってもぼくは きみといる 長いだけで眠たくなる 退屈な話よりも 短くても胸に響く 飾らないきみの言葉は うつむくぼくに勇気をくれた 前を向かせてくれた すました顔で 可笑しなことばかり言って 笑わせてくれた だから今度はぼくの ぼくの番だ 零れる涙を残らず受け止める 何も言わずただぎゅっと 抱きしめる また笑えるときまで 抱きしめる こうしてこのままずっと きみといる なにがあってもぼくは きみといる きみといる