風向きで翻る憎しみの 矛先が誰かに向かう いたたまれず 未明の風に吹かれて 暗闇に我を問う 間違いだらけで ことごとく落第さ けれども 後悔しないよ 目指した世界は 果たして楽園だろうか お世辞にも そうは見えない 甘んじて堕ちろ 侘しさも 寂しさもやみくもに 忌み嫌う無粋な時代さ 喜びも 哀しみも背中合わせ もれなく抱いて眠れ 君も絶望の 切れ間ない連続に 嘆いて いるのだろうか 僅かな望みは 確かに在ると思う その肩に 幸多かれ 吾 先に堕ちよう 間違いだらけで ことごとく落第さ けれども 後悔しないよ 目指した世界は 果たして楽園だろうか お世辞にも そうは見えない 甘んじて堕ちろ 吾 先に堕ちよう