たりない言葉に今 音符をつけてメロディとリズム うまいことハマるようなら 録音していつの日か流そう 何もわかりやしない 世の中のこと 自分のこと すべて包み込めるのはさ 音楽しか それしかないだろう 隙間からこぼれ落ちないように 恥ずかしいけれど歌を乗せてみるよ しゃがれたままの声でもいいだろう ただ いま 耳をすませて ありのままでいることが 難しく不安になり 心が迷いだす時には すべて受け入れよう ただいま おかえり あの頃のままで 僕を愛す人がいる 遠くには虹がかかる 寂れた街の匂いをまだ 微かに覚えていて 一人 取り残されぬように 季節を跨ぐたび さよなら 寂しいな あの街の隅で 息をしていた僕らの物語を 思い出すための歌