夢の続き

歌詞

例えば髪を 切るように気まぐれに終わりを 迎えたとしたって 何か手にした フリしてなんとなくやり 過ごしてきた 2番線のホームから見下ろす 街はいつもと変わらず 夢から醒めたみたいに日常を繰り 返すんだ 煙草の匂いがしなくなった 部屋の片隅で センチメンタル気取って眺めた空は 嫌みな程青く澄んでたりして いつからか君が植えたその種は芽を 出してしまっていた 咲くことなんてないのも知らないで やがて薄れていくその色が 消えない跡になって 新しい明日を 汚してしまえたらいいのに 窓辺に飾った写真眺めて 思い出してみても 何かが 変わることなんてあるはずもない 分かっている だけどもう少しだけ いつの日かこの温もりが消えるまで 捨てられないんだ この胸の痛みさえ 今でも思い出すんだ髪に触れる 君の指先を 失くした未来を変わらず 夢見ているんだ