通り雨

歌詞

いつもより少しだけ遅く目が覚めた 休日 今日は久しぶりになんにも 予定がないんだし ６月の風がまとわりつく 雨上がりの街を歩いて 最後の言葉に 隠れた君のやさしさに 今気付いて少しだけ大人になった ありふれた日々を重ねた季節が 今はとても眩しくて ふとしたことで 思い出したりもするけれどいつの 日か雨は渇くよ 濡れたアスファルトの匂いが立ち 込めた夕暮れ 買い物袋片手に歩いていく帰り道 雨上がりの空 虹がかかり夕焼けに煌めく街並み なんてことのない当たり 前の景色だけれど 心奪われたなら特別な記憶 下らないことで 笑いあっていたあの頃が懐かしくて 時々胸が少し疼くけど 見てご覧 ビルの向こう 虹が見えるよ いつの頃からか抱え込んでいた 青すぎたわだかまりも 通り過ぎていくこの雨にすべて 流されて消えるから また笑えるよ