口咲きから花言葉

歌詞

拝啓 最低な僕の心の中に沈んだ濁り 吸って 吐いて 泣いていた 君の言葉ごと曇らせる 生涯 後悔を引きずって 笑ったふりで嘆く僕に ずっと ずっと 胸の奥でぎゅっと 鳴り止まないんだ “君の事” 「行かないで」 「ずっと傍に居て」 「泣かないでずっといられるよ?」 「寂しいよ」「声を聞かせてよ」 “君の声” がする 「離さないで この手を」 「会えないの？ ずっとこの先も？」 花が落ちたので 僕はそっと目を伏せた 大抵 咲いて散ってしまう様な 言葉の羅列だったんだ 正解だって思い込んだ 僕の口から咲いたんだ 移りゆく季節の花にだって 幾つもの意味が滲んでたんだ すれ違いが生んだ 擦った揉んだ 歪んでく君と僕の仲 「行かないよ」 「ずっと傍に居る」 「泣かないでずっと過ごせるよ」 「寂しい思いを掻き消すよ」 “僕の声” が死ぬ 「離さないよ その手を」 「無くさないんだ この先も」 君はいないから 気持ちが漂うだけ 君への想いがまだ僕の奥底 燃ゆる 燃ゆる ただ燃ゆるだけ 切れた赤い糸が 心の足先 絡まったから待って 黙って泣いてないで 「行かないで」 「ずっと傍に居て」 「行かないで」 「ずっと傍に居て」 「泣かないでずっといられるよ?」 「寂しいよ」「声を聞かせてよ」 “僕の声” がする 「離さないで この手を」 「会えないの？ ずっとこの先も？」 君はいないから 気持ちが漂うだけなんだ 大抵 咲いて散ってしまう様な 言葉の羅列だったんだ 正解だって思い込んだ 僕の口から咲いたんだ