夕暮れに続く道 駅まで走った 空いたホームのベンチに 並んだ影法師 手もつなげなかったけど それでも真剣に 恋をしていたあの日の 私を呼んで 負けないように 誓った恋は いつかはぐれた季節 数えながら 思い出だけを さよならだ豺を 胸に刻んで にじんだ時間の中で 古里遠い街で あれこれ思えば ただ懐かしさにふれたそんな日もあったと 陽炎に揺れるから あなたの顔さえ 思い出せない記憶が 少し寂しくて もうすぐ私 嫁いで行くわ あれからいくつ恋も 覚えたけど 旅立つ日より 鍵をかけたら きっと私迷わず 歩いていける 負けないように 誓った恋は いつかはぐれた季節 数えながら 思い出だけを さよならだけを 胸にかくした にじんだ時間の中で もうすぐ私 嫁いで行くわ あれからいくつ恋も 覚えたけど あの日の恋は 駆けぬけた日は 時がくれた 青春の宝物