涙塗れで永遠みたいな夜も、 きちんと明けるものね。 ヒスるタイプじゃないから私、 綺麗に泣けたかな。 1-1=0 なのくらい当たり 前に知ってたのに、 「私」から「彼」を引いても、 そうなんて思わなかった。 きっと、 壱、あの子は罹らない私の後遺症 弐、私に係らないあの子の向こう 一生 参、好いていた彼も誰かともう一緒 肆、私にわからないあの子の好印象 壱、あの子は罹らない私の後遺症 弐、私に係らないあの子の向こう 一生 参、好いていた彼も誰かともう一緒 肆、私にわからないあの子の好印象 ああ散々だったな。 何も考えらんなくなるな。 「もう忘れて」「強く生きて」 とか ↑非道いこと ↑言っていたけど 昨日キスしかけたユウレイも、 同じようなこと囁いてて。 のうのうと陀仏ってた彼のせいで 何か気乗りしないけど、 誰のでもない私に慣れるために。 空っぽじゃない私を装うために。 灰かぶりの私を映した鏡の前、 目を合わせ はい、もう一回! 壱、あの子は罹らない私の後遺症 弐、私に係らないあの子の向こう 一生 参、好いていた彼も誰かともう一緒 肆、私にわからないあの子の好印象 これが人一人分の悲しみだと 大嘘だって吐いてやろう 呪いの解けたドレスを引きずって 胸を張って泣いてやろう 壱、あの子は罹らない私の後遺症 弐、私に係らないあの子の向こう 一生 参、好いていた彼も誰かともう一緒 肆、私にわからないあの子の好印象