風と、空と、時と、鼓動 強く、もっと、深く、ずっと 風と、空と、時と、希望 響け、そして、伝え、君へ 酷く黒い渦へと 飲まれるような 永い夢を見た けれど闇へ居てこそ 芥子粒(けしつぶ)ほどの 光に気付いた 永遠(とわ)に降り頻(しき)る雨 そんなものなど 決してない世界 ひとがひとを 想い合う炎 消え去ることはない 風と、空と、時と、鼓動 強く、もっと、深く、ずっと 風と、空と、時と、希望 響け、そして、伝え、君へ 願い、重ね、想い、繋げ ありのままで、君の、声で 風を、起こせ、風と、走れ、叫べ たとえ三度(みたび)時代に 孤独の波 押し寄せようとも 容易く奪われない 意志を 夢を 胸に刻むだろう 哀しみの足跡に 縋(すが)り付くより 新たな歩みを 諦めという 言葉にさようなら 告げよう 僕らから 風は、空は、時は、蛹(さなぎ) 強く、いつか、高く、遥か 風は、空は、時は、出逢い 響け、そして、伝え、君へ 願い、重ね、想い、繋げ ありのままで、君の、声で 風を、起こせ、風と、走れ 風と、歌え、風と、叫べ 君は、僕は、今日の、風だ 君は、僕は、明日の、風だ 風よ、風よ、風よ、強く走れ