甘ったるい風吹く湿った夜に 余った文だけ捨てたくなった 放った3秒前の言葉にも 責任感なんて微塵もなかった だからさねぇ先生僕は 大人になるのが 少しだけ怖いんだよ 全部が全部嘘じゃないけど 嘘に見えてしまう このままでいいから このままでいさせてよね 明日になってもどうか 青く光り春を捨てるな 自分で自分を騙さぬように夢見た 夕暮れ校舎の窓から見えた 校庭と走る汚れたシューズの足跡と 木製のベンチでぶつかりあって こぼれたジュース 机に広げた ノートに書き出した一行目 つまらない大人になんて なってたまるかって話